基本的な用語

WWWを参照するにはウェブブラウザなどのソフトウェアを使用する。
ウェブブラウザは、ウェブページなどのドキュメントをWebサーバから取得し、モニターなどの出力デバイスに表示する。
ウェブページに含まれるハイパーリンクをたどることで他の文書を閲覧したり、情報をサーバに送ることで何らかの相互作用をもたらすこともできる。
Webページはウェブサイトと呼ばれる関連情報を集めたものに含まれていることが多い。

「インターネット・サーフィン」という言葉は 1992年6月に出版された Wilson Library Bulletin の中の Jean Armour Polly(司書)の書いた文章から発祥しているという。
Polly は独自にこの言葉を生み出したかもしれないが、1991年から1992年にかけて Usenet で同様の言葉が散見された。
さらにそれ以前にハッカーのコミュニティで使われていたという証言もある。
Polly はインターネットでは NetMom で有名である。

英語では、worldwide と一語で表記するのが普通だが、World Wide Webやその略記の WWW は英語でも普通に使われるようになった。
最初のころは WorldWideWeb (プログラマが好む命名規則、つまり単語を連続して書いて単語の先頭だけを大文字にするインターキャップとかキャメルケースといわれる書き方)とか World-Wide Web(ハイフンが入っていて英語の本来の使用法に近い)と表記されることも多かった。

皮肉なことに "WWW" を英語で普通に読むと正式名称よりも長くなってしまう。